ex.底辺グラドルの白川(@shirakawakarin)です。
テレビ朝日の「芸人調べ」という番組が、地底アイドルの特集をしていました。
地底アイドルは深海とも呼ばれます。一体どれだけ潜れば気が済むのでしょうか。
今回は、地下も地底も経験してしまった私が、地底アイドルについてお話する記事です。
地底アイドルとは
地底アイドルとは、一度のライブに来てくれるファンの人数が0〜5人くらいのアイドルのことです。
地底アイドルには定義がありません。そのため、記事内では上記の条件に該当するアイドルを地底アイドルと呼んでいます。
地下アイドルと地底アイドルの違い
地下アイドルも明確な定義がありません。一般の方が思いつく地下アイドルの姿は個人差があります。
「ライブをメインに活動しているアイドルの人たち(知らんけど)」が地下アイドルだとメディアが伝えています。
ここで、ワンマン動員数の例を見てみましょう。
- 地上アイドル…5,000人動員
- 半地下アイドル…1,000人動員
- 一般的な地下アイドル…300人動員
- 地底アイドル…20人動員
※参考:BiSH幕張ワンマンが7,000人、生ハムと焼うどん赤坂BLITZが1,000人、少女閣下のインターナショナルラストが300人動員です。
半地下アイドルと地底アイドルでは、活動内容や忙しさ、ギャラなどが異なります。
しかし、アイドルに詳しくない一般の方は両者共に地下アイドルだと認識します。
私は地下アイドルは概念、地底アイドルは地下アイドルの中にある一つの基準だと思っています。
地底アイドルの活動
- ライブに出演する)
- オフ会などのイベントを開催する
上記の2点のみです。
地底アイドルは、とにかくライブハウスに行ってライブに出演する以外は、アイドルとしての仕事がありません。
多くの地底アイドルはオリジナル曲がないため、レコーディングすらないのです。
地底アイドルの利点は、自分のペースで働きながらアイドル活動ができることです。アイドル活動が生活を困窮させる原因になりません。
地底アイドルライブあるある
地底アイドルがライブで披露する曲は、大体アニメソングかメジャーアイドルのカラオケ音源です。
「今日は新曲がありまーす!」→メジャーアイドルのカバー曲という展開は地底ではよくあることです。お前の曲ではない。
地底アイドルのライブの特徴は、オリジナル曲を歌っても場がしらけるという点です。
ファンの方が地底アイドルに求めるのは盛り上がりやすい定番のカバー曲です。
そのため、対バン(複数の演者が共演するイベント)では選曲が被ることがしばしばあります。
「これ○○ちゃんの曲だから歌えないなぁ…」いや、それはお前の曲でも○○ちゃんの曲でもない、平野綾の曲だ。
地底アイドルのギャラはピンキリ
以前、テレビ番組「よそでいわんとい亭」にて、優月心菜ちゃんが「地底アイドルは事務所に所属していないからギャラが100%自分に入ってくる」と証言していました。
事務所に所属していないフリーの地底アイドルはその通りです。
しかし、事務所に所属していながら地底アイドルという亜種もいます。高校生の私です。
地底アイドルも事務所や運営が存在します。今考えればあの大人は何の運営をしていたのでしょうか……。
と言うのも、1か月に8本前後ライブをして、私に入ってくるお金はゼロ円でした。
それどころか、交通費(湘南から東京まで)も自己負担だったので常にお金がありませんでした。
このように、全ての地底アイドルが100%のギャラを貰っているとは限りません。搾取しようと目論む大人はどこにでも存在します。
まとめ
何にせよ、地底アイドルという表現はあまり良い意味で捉えないアイドルが多いと思います。
なので「地底アイドルなんでしょ?」とアイドルに言うのはケンカふっかけてるようなものなので、お気をつけください。
以上、地底アイドルについて紹介する記事でした!
良き倫理を!