秋葉原のメイド喫茶で5年間アルバイトをしておりました、白川花凛です。
こちらの記事を読んで、思い返すことがあってですね。
メイドカフェで、お昼から「お通し」として500円の柿ピー出すの、やめませんか?
チャージ料とはお通しのこと
メイドカフェはほとんどのお店がチャージ料、すなわち席料が1時間500円程度付きます。800円や1000円のお店もあるけど。
500円のチャージ料+500円前後のドリンクで1000円。
これが「メイドカフェに行ったらコーヒーが1000円もした」と言われてしまう中身かと。
一般的な認識がわかりませんが、チャージ料と言うと「ガールズバーじゃあるまいし…」と、一歩引かれてしまうこともあります。
そこで、チャージ料金を
- 「ご帰宅料」
- 「惑星へのロケット代」
- 「時空転送料(雑居ビルのエレベーターも、魔法をかければ時空転送機になります)」
とあくまで世界観を壊すことないよう入店前にご説明をして、チャージ料金を頂いていました。頑張ってついてきてください。
その際に冒頭で紹介させていただいた「お一人様1オーダー」の事項もお伝えします。
そんだけやるのにお通し柿ピーかよ。
コメダでも豆出すぞ。
※コメダ大好き。
今まで3~4件、異なる秋葉原のメイドカフェでお給仕(アルバイト)をしてきました。
なぜか、結構な確率でお通しが柿ピーでした。メイドカフェは亀田製菓と条約でも結んでるんでしょうか。
お通しが柿ピーじゃない例
そういえば一番長く在籍したメイドカフェは、お通しじゃなくて「おやつ」って言ってました。
コーンフレークにチョコやミルクをトッピングする簡単なデザートや、
ご家族でいらした場合、お子様には(店内では坊っちゃまとお呼びします)クマさんの形にしたミニデザートにすることもありました。
系列店はポップコーンだったような…何年かしたらどっちも柿ピーになりましたが。
メイド喫茶は、ルノワールみたいにソファがフカフカなわけでもなければ、人気パンケーキ店のような時間制を設けるほど日々繁盛しているわけではありません。
ご主人様方にとって、居心地の良い場所を提供できるよう雨の日も雪の日もお正月もお店を開けていたことは覚えています。
経営のことは正直わからないし、柿ピーをコスパ良く入手できる闇の経路も知りません。
二十歳を過ぎて居酒屋に行く機会が増えた今、枝豆じゃないお通しが出てくるとちょっと嬉しいことがわかりました。
経営ってきっと大変だし、いろんなコストを省かなきゃいけないから安易には言えないけど、うーん…まぁ、柿ピーは可愛くないよね。
ディズニーランドでは、乗り物に乗らなくてもチケットは購入します。
到底、彼らとあの空間に私たちは及びません。
1000円のコーヒーを飲んだご主人様やお水で
いいと言った方にはそれだけの空間としての価値を提供できなかったんだな、と反省しています。
出勤最後の日は、お店に入り切らないくらいのご帰宅をしていただきました。
その時は、チャージ料金以上の価値を提供できていたのかな、とか今更付け上がったり。
それではお気をつけていってらっしゃいませ!
(自宅にご帰宅してえ)
以上、白川花凛でした!